前回は、Gmailに不正アクセスがあったことを書きました。
これって「アメリカ合衆国」とは表示されているけど、いったいどこのだれなの?
ボクたちでも突き止めることができるんです。
わかる情報には制約がありますが、どこのだれなのか、がざっくりわかれば、実は知り合いのPCからだった(それも自分だった!)があるかもしれませんね。
インターネットをしているパソコンには、必ずIPアドレスという番地がついていて、それを辿って調べることができるんです。なので、インターネット上って絶対に匿名!って実現できないんですね。
その前に今回のIPアドレス「107.22.75.xxx」に、ブラウザからアクセスしてみます。今このブログをみているブラウザ(InternetExplorerやFirefoxなど)で、そのままIPアドレスにアクセスしてみると、ホームページが表示されることがあります。これで開けば一発で解決ですね。
アクセスしてみたところ・・・反応なし。見つかりませんでした。
次にIPアドレスを下に調べてくれるサービスがあるので、検索してみます。
http://www.ip-adress.com/ip_tracer/107.22.75.xxx
http://www.ip-adress.com/ip_tracer/
すると
アメリカ合衆国の中でも、カンザス州のあたりだとわかります。
アクセスしている元がAmazon.comなようですね。
それも、AmazonAWSのEC2とあるので、Amazonが提供しているクラウドコンピューティングのサービスを使って、何かがアクセスしているということがわかりました。
ほとんど情報がわからないことも多いのですが、Amazonという大きなサービスを経由してのアクセスであることから、気分的には少しだけホッとします。何かあれば、Amazonを通じて相手を特定してもらうことができるかもしれません。
何より、クラウドのサービスという点から、ボクが自分で何か連携してるんじゃないか・・・と自分自身にも疑いを持ち始めました。