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Gmailの不正アクセスの原因が判明!?

不正アクセスの対策として、パスワードを変更した話を書きました。なかなか問題の原因が見えてきません。

 

ここまでを整理すると、ポイントは3つ。
1.AmazonEC2を使ったクラウドであろうサービス
2.パスワードを変更してもすぐにログインできる
3.パソコンはウイルス感染していない(全スキャン済み)

 

他に何が考えられるかな・・・?

 

iPhoneのログイン情報を変更したり、サブのパソコンからすべてログアウトすることも試したのですが、すぐにログインされる現象が残ったままです。

となると、「そもそものGoogleの内部からログインしている?」。いや、GoogleがAmazonのクラウドを使っているなんてきいたことないし、とても考えにくい。原因はもっと他にあるはず、他の何だろう。

 

ふとGoogleアカウントそのものの設定をみてみると、気になる項目がありました。

アカウントの概要 - アカウント設定

これなんだろう・・・?

リンクをクリックしてみると、ここにい?????っぱいサービスが設定されてるじゃないですか!

知らず知らずのうちに、大量に設定してしまっていたようです。大半が「今は使っていないサービス」です。パスワードの変更をしても、Googleの接続済みアカウントに設定していると、パスワードを変更してもアクセスできるようですね。

 

 

ここで大失敗!

一度にたくさん接続解除してしまったため、どのサービスが原因だったかは断定していえなくなってしまいました。ですが、それを前提とすると、定期的に検索クエリーを発行するDB型のサービスだったんじゃないかと考えています。アルファベット「G」ではじまる、クラウド系を横断検索してくれるサービスでしょう、きっと。

 

これだな、と思うのをいくつか外した後、Gmailへのアクセス履歴をみていましたが、15分・・・30分・・・1時間と、その「アメリカ合衆国」からログインがない状態がつづき、不正アクセスの原因がここで解決したことがわかりました。やっとひと息つけて安心です。

 

iPhoneを入手してから2年弱ですが、その間に大量にアプリやサービスを使って連携していました。お試しで1度しか使わないものが大半でしたが、ここでの接続を外しておいたほうがよさそうですね。半日程度使いましたが、周囲の方々に助言いただきまして、1歩ずつ問題解決へ近づいていくことができました。

 

 

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  • この記事を書いた人

野口洋史

通称「ぴろきち」。1977年生まれ。大阪生まれ大阪育ち。2歳児の父。 ITが苦手な企業経営者やスタッフを対象に、インターネットやITを「より成果に照準を合わせて活用してもらう」をテーマに活動を続ける。技術革新で価値が激変する時代に、普遍的なものを大切にすることを信条としている。 ■ブログ 「ぴろきちウェブ」?「考えすぎちゃう?」とよく言われるぴろきちが考えているコト

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