中小企業の効率化・生産性向上をやっています。ススムワークの野口洋史です。最近では、経済産業省の認定支援機関として登録をうけています。
ススムワークでは、顧問契約をしていただいた方に対して、定期的に状況を確認したり、訪問したりということをしながら、その時その時の課題解決を行わせていただいています。
仕事内容は多岐にわたるのですが、最近ではいただくご相談の幅が広く、また深くて、深すぎて・・・手強いご依頼が多く、やりがいを感じすぎているところです。先日お伺いした顧問先で、たくさんのご依頼をいただくことになりまして困ったので、その時のお話を書いておきます。
仕事は「ITを使った業務効率化」なのですが、その認識でおられる顧問先はほとんどなく、お客様アンケートをとっても、とっても、何屋さんなのかが不明なまま17年も過ぎてしまいました。「ITを使った課題解決ですよね?」では、ほとんどのお客様が首をかしげます。どういうことなの?
ITといえば、最近なら「Windows7のサポート終了問題」がありまして、それによって市場ではPC買い替えが主流となっているのですが、ススムワークでは買い替えないご提案をしており、めちゃめちゃオススメできる超お得なご提案すぎてとても好評なので、既存の取引先にだけご提案しているような状況で、手いっぱいです。ひええ。
今回、Windows7問題をきっかけに、パソコン買い替えを前提としたご相談を顧問先からうけて、あーでもないこーでもないというやりとりをくり返しながら、一定の収束に至ったのですが、次の問題はスケジュール。スピード感ですね。「そんなに早く動けないですよ」「月1回くらいしか訪問できないですよ」とあらかじめ強固な防壁を立てておいたのですが、あれやこれやという方法で、どうにかして対応スピードをあげることができないかと問われます。
ボクの時間は1日24時間しかないし、働ける日数は決まっているから、お伺いできる時間も限られてしまいます。
だから、「月1回しかMAXでそれ以上はムリですねームリですねー」と避けながら話していたのですが、思いつきで「ボクじゃなくて、別のスタッフが来るのでもいいですか?そんなに差がないと思うし、保証しますよ」と応えました。すると返答が、「それはいいかもしれないけど、ぴろきちさんだから頼んでるわけじゃないですか。それにぴろきちさんと話してると楽しいし、払っている金額は安くはないけど、いろんなことを知れるから好奇心をくすぐられます。」って言われてしまい・・・。うれしいのか、対応できなくて残念なのか、その手には乗らないぞと返したらいいのかわからなくて、そのままうれしいですとだけ応えました。いや、これはうれしい。言葉にして、伝える相手はスゴい人だ。
ここの仕事は、いつ終わるのかわからないくらい課題を見つけていて、毎月広く、深く、課題解決をさせていただいています。たくさんありすぎる課題を経営者にも報告して、共通認識にできているのですが、お互いよく話すのは「それで、いつ終わりがくるのか、また考えといてね(いいえ、今のボクにはできません)」というおっとりしたやりとりをしています。この状況を単純に喜べばいいのだろうけど、思うことはたくさんあって、よりよい課題解決をご提案し続けていきたいですね。
そんなわけで、よく働いています。これでいいのだ。