ひとつ前に「これからパソコンを買う経営者がおさえておきたい3つのポイント」を書きました。
さらにもう一歩こだわりたい1つのポイントを書き加えておきますね。
どんなこだわり?
ここでもう一歩のこだわりとは「待ち時間の短縮」です。
1人が使える時間は1日24時間と限られていますので、時間を有効に使うのは重要なことですね。生産性に直結します。
パソコンに待たされる原因
ひとつ前の「3つのポイント」には書きませんでしたが、遅いパソコンの特徴は大きく2つあります。
1つ目は、メモリ。これは前に書きました。
2つ目は、HDDなんです。少し情報をご存じ方で、勘違いが多いのが、「ゴミ箱を空っぽにしておけばいい」「デスクトップが散らからないようにする」といったもの。細かいところまで考えていけば、影響はなくはない・・・、多少はある、のですが微々たるものです。今の技術からすると、実は「HDDを使っていること」が遅い原因になっています。
HDDがダメならどうするのか
HDDはパソコン本体の中で物理的に回転しているんです。音もするし、発熱もすごいし、何よりデータを物理的に回転して探しているので遅いんですね。なので、HDDのパソコンを買っちゃったら、起動で待たされるのが決定です!
そこでHDDの代わりに、「SSD」という機器があるので、購入時にはこれを選びましょう。
SSDにはどんなメリットがあるのか
SSDは「USBメモリーの大きなもの」とイメージしてください。静かだし、HDDよりも高速です。「時間」だけで考えると、SSDしか選択肢がない!といっていいほどです。ススムワークのパソコンは、すべてSSDを使っていますし、もうHDDのパソコンには戻れる気がしません!顧問先でも、ほとんどのパソコンでSSDにしてもらうようご提案しています。SSDにすると、そんなくらいに高速になって快適です。
SSDのデメリット
SSDにメリットしかないのなら、販売されているパソコンもSSDになっているはずですよね。でも、多くがHDDのパソコンです。SSDはがんばって探さないと見つからないし、高価なノートパソコンにだけ付いているような状況です。残念ながらデメリットがあります。
(1)高価
(2)保存できる容量が小さい
といった2つのデメリットがあります。
SSDはHDDに比べて高価です。これを書いている時点での具体例としては、「1万円の予算があれば、どんなものを買えるのか」で調べてみると次のようになります。
SSD:240GB
HDD:3TB (3,000GB)*予算1万円の場合
容量だけの違いをみれば、240GBと3,000GBですから、12倍ほどの容量差になりますね。HDDのほうがたくさん保存できます。
他には、撮影したビデオ・写真、オーディオライブラリなど、容量の大きいデータをたくさん保存する場合、SSDでは容量に不安が出てきます。予算2万円にアップしても、SSDなら500GBしか保存できませんから、すぐにいっぱいになってしまいますね。
SSDにした場合、こういったデメリットを補う方法が必要なことがありますが、かんたんです。パソコンはSSDを選びましょう。そしてUSB外付けHDDが1万円で売っていますので、そこに保存するなどで回避できますよ。
まとめ
「待ち時間にもう一歩こだわるなら、HDDをやめて、SSDにする」
が今回のまとめです。
これを応用した勘違いでよくあるのは「MACは速い」ですが、あれはHDDを使わずSSDになっているだけで、MACだから速いわけではないです。WindowsでもSSDにすれば、同じくらいの速度面での快適さが手に入りますよ。
あと最後に念押ししておきますが、SSDを覚えたら、もう2度とHDDには戻れませんのでくれぐれもご注意くださいね。SSDは進化してまだまだ高速化していきますし、これからの快適なパソコン環境には必須になりますよ。
自分でSSDを選べない方はススムワークまでご相談くださいね。今のパソコンについているHDDをSSDに交換したい!といった方も多く実績があります。
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