ススムワークの顧問先で、業績が急激に伸びているところの共通項をみていると、経営者の考え方にヒントがあるようにフト思いました。
ここ数年のGDPは停滞ぎみですが、今回対象とする企業の業績は、伸び率がおかしなくらい高く、顧問契約をいただいているものの、ついていくので精いっぱいの企業です。精進が足りないでは済まない速度で発展しておられます。
今がチャンス到来!とばかりに次々に投資をくり返されるのですが、社内にかかる大きな負荷を軽減していくことも同時に考えておられるようです。社員を大切にされるがゆえに苦しまれるようです。
ススムワークでは、その勢いにあわせて、自社(顧問先)をより広めることをサポートすると共に、社員がなるべく早く帰れるように、効率よく働くこともサポートさせていただいています。
わりと、イケイケで進んでいかれるのですが・・・
突然、トラブルに巻きこまれて、これまでの攻勢からから一転、ピンチ!!!につながることがあります。
これまで攻勢を仕掛けていたこともあり、取り組みを停滞させるわけにはいきません。
さらに、しばらくの間、社員へ負担をかけてきた経緯があり、これ以上負担を強いるわけには・・・といった想いからの苦しみもついてきます。
避けるリソースは今以上にないものの、ピンチのトラブルにも対応しなければいけない、といった状況。ボクならひっくり返したくなるかもしれないです。
そんなそんな中でも、経営者はひとつひとつ課題をつぶしていって、何とか元の成長ラインまで課題を削減していかれます。自身の稼働時間をあげることはもちろんの取り組みですが、現地に足を運ぶことにもおっくうにならず、他にはこれまでの人脈にも頼ることで、コツコツと課題解決をはかります。
機会があったので、一段落したときに聞いてみました。
「今回も大変なトラブルだったみたいですね」って。
すると意外な返答が返ってきました。
「いやあ、毎年起きることなんで、こんなもんですね」と。
予想外のトラブルや予想外のピンチは、想定内で、わりと毎年のように起きるもんだ、と考えておられるようです。日本語としておかしいのですが、予想外が想定内という・・・。それと同時に、それを乗り越えていくだけの目的意識をお持ちのようですね。
すべての経営者にあてはまるわけではないかもしれませんが、同じようなケースが続いたので投稿してみました。