ススムワークのオシゴトを知っている方は、顧問先のみ。
日本語を間違えているのではなくて、
ススムワークのオシゴトを知っている方は、顧問先のみ。仕組みとしておかしなことが起きています。
先日、1件が契約満了となりましたが、ご依頼MAXの状態が続いています。
おかしなことであり、フシギです。ありがたいことです。
ご協力者なくしては、この状態はありえません。
ただ、特に最近ですが、「いったい何の仕事をしているのだ」と身近な方から質問されることが増えてきたので、1つずつ事例を書いていくことにします。
今回は、社員数30名程度の企業さまです。
ボトルネックが「社長の考え方」にあるのではないか、とヒアリングの過程で考えたため、社員さんたちから隔離した場所で、マンツーマンでセッションをする時間をいただくご提案をしました。
そのセッションの最後に社長から言われたコトバが「ゾクッとしましたわ!」でした。どんな風に感じられるのかは、ボク自身があらかじめ想定することは難しいので、ボクにも驚きの反応でした。
依頼をうけてお手伝いする領域は、「企業のIT化(生産性向上)やWEBで情報拡散(ブランディング)」です。どちらも楽しくほぼ自動化でできるようなところを目指して関わります。
ススムワークはずーーーっとご契約いただくサービスではないため、ノウハウやスキル、知識をどんどん顧問先へコピーさせていただきます。すべて伝えきって、現場が回っていれば、無事に契約満了となります。きちんとした資格のある士業さんたちとは、その点が異なります。サービス名が「IT顧問」なので、勘違いされてしまいがちですが。。。
この顧問先では、今は特にIT化を行い業務の効率化を進めています。
ただ「IT」といっても、たくさんの機器があって、あふれるほどの選択肢があって、何を導入すれば自社の課題が解決して、みんなスッキリ&社員さんも会社もうれしい、となるのか、選び方がわからないと言われます。でもそれよりも先に、根っこの部分の問題が何かを明確にして共有し、あり方を変えるとこから取り組んでいかないと、IT化は失敗する、とススムワークは考えています。
ITは単なる道具の1つですよね。それを使って、企業が活かせる領域がなければ、どんな便利なツールもムダでしかありません。むしろ社員さんにとっては、都合のよい残業の材料にさせてしまう可能性までも・・・。長い目でみて、お互いが不幸になるだけです。
ススムワークのIT顧問では、「あり方とやり方」「ITとWEB」、これらの組み合わせを考えて、顧問先の企業ごとに最適化するのが役目です。
今回、セッションを行うきっかけになったのは、ITやWEBうんぬんの前に、企業が目指している方向に対して、社長の「あり方とやり方がマズイのでは・・・」と疑ったところから始まりました。
はじめにあるワークをやってもらい、それを元にボクから質問をしながら、社長が現状認識している領域を引き出し、テーブルの上に、整理してまとめていきました。その中で、ボクが気になる箇所の質問をしていくと、頭の中で思っていたことと、現状とに大きな開きがあること、にご本人が気づかれました。
・どうありたいか
・これまでどのような取り組みをしてきたか
・現状どう取り組んでいるか
これらの組み合わせで矛盾点が見えてきますが、課題は現場ではなく、社長の意識(=ここではあり方) にあったようです。
ご本人が、自分のことを話しながら、自分で気づいたことなのに、「ゾクッとしましたわ!」と発言されました。
でもきっと、元からわかっておられたことだったと思います。思考の中で、それを気づけるような視点に立ってもらったり、整理した情報をみて再確認することで、理想の状態へは今のやり方だと近づいていないことが見えたようです。
新しく認識されたことを確認して、具体的に取り組まれる改善案を共有して、この訪問は終わりました。最後に経営者さまは、月例の幹部会議を今日にでもやって実践したいとワクワクしておられました。
「IT顧問」の「IT」は出てきませんでしたが、こういった土台であるあり方の掘り起こしをして、根本的な問題から解決していくことがこれからのIT・WEB戦略と考えているので、「余計なことかもしれないな・・・」「ウチの立場で言うことではないのでは・・・」とススムワークとして葛藤しつつも、全力で目の前のことに向き合うために、領域まで踏み込ませていただいています。
「あり方」は1度気づけばその時点から変わります。
次回以降は、やり方にすんなり移行していけそうです。
いくつもある中から、1つの例を今回は書いてみました。